BlenderのSoftBodyシミュレーションをとりあえず試す

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BlenderのSoftBodyシミュレーション

今回は、ソフトボディシミュレーションをとりあえず試してみたい。ポリゴンがゼリーのように、ぷにぷにぃっと変形するというBlenderの素敵機能である。


▲板の上に落下して、ぐにょん、と変形する球

やり方

まずは、Plane(ポリゴンの板)と、Icosphere(級)を呼び出して下のように配置して欲しい。

念のために書いておくと、スペースキーでメニュー表示→Add→Mesh→PlaneまたはIcosphereで各形状を呼び出すことができる。下の例では、さらに、テンキーの0を押してレンダリング視点に切り替えてある。板は選択状態にした後キーボードのSを押し、マウス操作で拡大してある。


▲球と板を配置

さて、まずはポリゴンでカックカクに角ばっている球を、まるっとさせておこう。

 球を右クリックで選択状態にし、PanelsのEditing(F9)をクリック
ModifiersパネルのAdd Modifierをクリックし、Subsurfを選択

 

ModifiersにSubsurfのパネルが現れるので「Levels」を2に変更

この操作で、球のポリゴンが分割され、ポリゴンが細かくなる。

 Link and Materialsパネルの「Set Smooth」をクリック

これで、球がまるっ、となる。


▲見事にまるっ、となった。

 

では、いよいよSoftBodyの設定をしていこう。

 球を右クリックして選択状態にする。
PanelsをObject(F7)に切り替え、Physics Buttonsアイコンをクリック
Soft Bodyタブの、Soft Bodyボタンをクリック

Soft Bodyのパラメータが現れる。

 Use Goalボタンをオフにする
Beの値を0.5にする

よくわからないが、Beは物体のハリみたいなもののようだ。この値が小さいと、床に落ちた瞬間にべしゃっとつぶれてしまう。

これで、球のSoftBody設定は完了、続いて、板(Plane)に当たり判定を設定しよう。

 板(Plane)を右クリックして選択状態にする。
Collisionタブをクリックし、Collisionボタンをクリック
Collisionパラメータが表示されるが、特に何も変更しない

 

Alt+A(または、タイムラインウインドウで再生ボタンをクリック)


▲ぶにょよよよん

アニメーションをプレビューすると、空中から落ちた球が床ではねて、ぶにょよよよんとなる。これは、かなり楽しい。いろいろ難しそうなパラメータがあるが、適当にいじると、思いもよらぬ動きになったりするのだ。まあ、ぼちぼち試していこうかと思う。